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プロトピックに代えてから@診察3回目

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こんにちは、くるみです。
随分と間が空いてしまいましたが、山本ファミリア皮膚科での3回目の診察に行ってきたので、記録のために書いています。

4月26日、3回目の診察、娘と一緒に。

私は前回の診察で、
顔に使う塗り薬がステロイドからプロトピック小児用に塗り薬が切り替わりました
そのため、プロトピックの使用感などの確認も含めて、次の診察は2週間後という話になっていました。

まずは前回~今回の受診までの間のこと。

顔に使う塗り薬をプロトピック小児用に代えてみて・・・・
心配していたような、プロトピック特有の「ヒリヒリ感」は出ませんでした。
そして、プロトピックの【小児用】なので弱い薬のため、たまに痒みが出るときもありました。

診察では、
右耳の耳たぶに耳切れあり
→首の位置が右にずれているために起きる。まだまだ腹筋が弱いので、姿勢を注意!


腕の内側に湿疹がでた
全体的に運動不足!そのため体の表面の皮膚まで栄養が届いておらず、カサカサ。
じっくりと汗をかけるような運動(例えば、ラジオ体操とか)をして、じんわりと汗をかくこと。表面の皮膚まで栄養が届くように、しっかりと運動をすること。

 

先生からはこの二点を指摘されました。


運動不足は確かにそうなんですよね・・・・育児に追われていて、しっかりと運動する時間が取れていないので、スキマ時間を見つけてストレッチなどやらないとだなぁ・・・。

 

プロトピックについては、このまま使用を継続していくこと。
また耳切れの部分は、プロトピックではなくステロイドを塗ること!

部分ごとに確認して、塗り分けが必要とのことでした。

 

一方、娘の診察では、

  • 全体的に、湿疹は減ってきた
  • お風呂に入ると、背中が赤くなる→時間がたったら赤みは引くので湿疹ではない。
  • 座り方(あぐらをかいて座れる)はOK
  • 太ももの湿疹・赤みは、抱っこひもが膝の裏までかかっていることが原因。→おしりだけ、しっかりと支えられていれば問題ない。抱っこひもの仕様を見直してみてほしい。
  • 抱っこされたときに、首をねじってしまうことで、首の後ろに赤みが出ているのでは?(首をねじって前を向こうとする姿勢のため)
  • 首の後ろ側は、背中のストレッチをする(肩甲骨あたりを手でおさえて、身体を反らせる)

ビーフィットネスも継続して行っていたので、足のうっ血も取れてきており、 娘は全体的に経過良好。

抱っこの仕方や、抱っこひもを長時間使った場合などは、娘の体にも影響が出てきてしまうので、抱っこの仕方など、親が注意しないとならないですね・・・

 

次回は1か月後の予定。

それまでに、私は運動不足を解消しておくことを目標に頑張ります!

 

森の診療所での最後の診察。

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先日、半年ぶりに流山市にある森の診療所へ行ってきました。

アトピーを治したくて、上京する前からわざわざ診察に通っていたのですが、
今回をもって森の診療所を卒業することに決めていて、これが最後の診察でした。

 

なぜ卒業すると決めたのか、その理由をつらつらと書いていきます。


2019年4月から料金設定が変更されていたので、それについてもお知らせします。

誤解のないように先に書いておきますが、この記事は医者批判ではありません。


「診察そのものに不満がある」とか「出された薬が効かない」という理由で通院を辞めたのではありません。

先生の見立てで処方された薬や治療方法で、私の症状は改善してきました。

ではなぜ卒業するかというと、単に「通い続けるのにはお金がかかりすぎる」という結論に達したからです。
その視点で、この先を読んでもらえるようお願いします。

 

私は自由診療を受けていて、メール診察というものを受けていたのですが、
それでは症状が改善しなかったため
(写真で体の状態を診察してもらうことに限界があったようで)
「前回の受診から時間が空いているし、一度、医院を受診してください」
と言われてしまい、今回は受診することになりました。

 

電車を乗り継ぎ、2時間ほどかけて森の診療所に到着。

受付に診察券を出そうとしたところ、
「料金改定のご案内」
という紙を見つける。

 

内容はこんな感じ。

 

予約料金は廃止し、2019年4月からは診察時間制として料金を計算します。
診察時間1分あたり¥780
診察とは、診察室に入室してから退室するまでの時間となります。

 

え??料金改定なんて一言も聞いてないんだけど!?

 

3月中旬に予約を取るように言われた時に、
「久しぶりの診察のため、時間がかかるので、予約は2枠分のお時間を予約してください」
と言われたんですよね。

確か今までは、予約料が1枠=10分¥2160
毎回2枠の予約となっていたので¥4320
それとは別に、再診療¥7560が毎回かかっていました。

 

当日受付に行ったら、
「料金が時間制に変わりました」ってどういうこと?
おかしくないですか?
変わるのであれば、受診する前もしくは予約時に伝えるべき事ではないんでしょうか?

 

この日は受付した時点で、
「こんな重要なことを先に伝えないなんて、信じられない」という
裏切られたような、なんだかとても嫌な気分に。

 

だって、 予約の時点で料金が改定されたと知っていたら、そもそも受診しなかったかもしれない。
でも教えてもらえずに(電車で2時間もかけて) 医院まで来てしまっている以上
そのまま、とんぼ返りできなかった。

 

だいたい平均的な診察が10分~20分の診察なので、
診察料¥7800~¥15600

 

これって、高すぎませんか?

 

確かに特殊な診療をしているので、診察に時間がかかるんです。それは理解してます。
でもね、入室してから退室するまでの丸ごとが、診察の時間ではないんですよ。
薬の飲み方やどういう順番で処方するのがいいかなど、
それも「診察時間」に含まれるなんておかしくないですかね?

 

まぁ自由診療に切り替わった時点で、
予約料やら初診料(再診料)を取るようになったと記憶してますが、
料金が改定されるのであれば、患者に通知すべきことだと思いました。

 

それに、以前は料金がかからなかったのに、
いつからか突然、何でもかんでも料金を取るように変わってしまったんですよね。

 

今回、帰宅してから領収書をしっかりと見て驚いたのは、
「漢方散剤調剤料」というもの。

 

医院で独自に調合した漢方薬ではないのに、
1種類あたり¥1080も調剤料として請求されていたんです。

 

作られた漢方薬を詰め替えただけで、ですよ?

これって調剤というのでしょうか?

自由診療とはいえ、お金がかかりすぎる。
それに、以前は感じなかった「金儲け」の匂いを感じるようになってきました。

 

以前(保険診療をしていた頃)は、本当に親身になって
良くしてあげようという姿勢が感じられる診察してくれていたので、
このように料金改定され、どんどん患者からお金を取る方針に変わってしまったことが本当に残念です。

 

他にも、これだけ長く通院していたのに、アトピー完治とまでは行かないのも、卒業する理由の一つです。

 

診察してもらい、処方された薬はしっかり効果が出ます。
ですが、また別の原因が出てきて、アトピーそのものの完治には至らない。
そういった状況が続いているんですよね。

 

そういった視点から、卒業することにしました。

 

通っているときは宗教の信者のように「ここに通えば治るんだ」って思っていた節がありました。

 

でも本来の目的は、森の診療所に通い続けることではなく、アトピーを完治させること。

 

アトピーが完治すれば、そのための手段はどうでもいいのではないかと。
あえて高額な自由診療を選ばなくてもいいんじゃないかと。


完治という結果が出せるように、別の方法に切り替えようと思います。

 

 

ステロイドを使って1週間で改善の兆し@アトピー診察2回目

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こんにちは、くるみです。

3月末より、「アトピー発症機序理論」を提唱する山本綾子先生の元で治療を始めました。

先日、2回目の診察を受けに行ってきたので、今日はその記録を。

 

初診の記録はこちら。

 

www.life-is-beautiful.so-la.work

 

 

 

どうしてステロイド使う治療に戻ろうと思ったのか?
山本先生の診察を受けようと思った経緯などは、こちらをどうぞ。

診察に向かいます。

4/8、今回は娘と2人きりでの受診。
(前回は夫も同行してくれました)

娘と2人きりで電車に乗って出かけるのは初の体験。
なんだか私が緊張・・・・

行きの電車の中で、娘がぐすってしまったものの、なんとか医院の最寄り駅まで到着。
電車を乗り継ぎ、家から1時間半ほどで医院へ到着。
やっぱり乳児を連れての外出は、こうやってぐずられるとしんどい時もありますね・・・

とは言いつつも、自分がここで治療すると決めたこと。
頑張ります。

 

初の平日の受診。
待合室には、赤ちゃんや幼児の姿がちらほら。
診察室からも、子供の泣き声が聞こえてきて、乳幼児も多いんだなー。

うちは医院の近所ではないので、受診するときはいつも事前に予約を取っていきます。
この日は、10分ほど待ったら、診察室へ呼ばれました。

前回の診察から約1週間後。
娘と2人で、山本先生の診察を受けます。

 

診察

娘( 生後8か月) の場合

初診で出されたステロイド(ロコイド+ワセリン)を使って1週間。

足のベビーマッサージも継続中。
3~4日しっかりと塗っていたら、かなりしっとりツルツルに戻ってきました♬

 

診察前の状態は、こんな感じ

 
  1. 背中~お腹の湿疹自体は良くなってきているが、
    お風呂に入って身体があったまると、特に背中が真っ赤になる。
    カサカサ部分はないけど、少し湿疹のような部分が残ってる感じ。
  2. 足のうっ血は、運動(マッサージ?)で良くなってきているものの、
    膝の裏の湿疹が出たり引いたりしている。
  3. あごの下に湿疹が出来てる
  4. 腕の湿疹
  5. 足首のカサカサ

 

 

先生に診察してもらった結果、

①カサカサしてないので、今は保湿で様子見。
 これ以上ひどくなってしまうのなら、ステロイドに切り替えるように。

教わった塗り分け方に従って塗っていたけど、
本当に保湿だけでいいのか?と疑問に思っていたので、診てもらった上で質問して良かった。

②「膝の裏が固いために、湿疹がでやすい」
これはいつも娘がV字開脚をしているのが原因だと思われる。
膝の裏もマッサージで柔らかくしよう

③「首が縮こまっている+背中が固い」ので、背中から反らす運動。

④腕のねじれが治ってないため、腕の運動は継続する。
 その時は、必ずあおむけになったら手のひらは天井に

⑤立ち方がおかしい。
 →つかまり立ちをしたとき、足が開きすぎているし、つま先立ちになっているとの指摘。かかとが床に接してないのが問題。


足首がカサカサしているのは、きちんと使えてないせいだと思われる。

⑥はいはいしない
おしりの上の筋肉が固いので、そこをマッサージ。

それに、座り方が足をぱかっと開いて座ったり、お姉さん座りが多いので、
ちゃんとあぐらをかいて座れるように、とのこと。

 

うちの娘は、小さい方で、体重も成長曲線の下限ギリギリ。
それなのに、かなりよく動き回る子で、
マッサージしようにも、なかなか静止したままいてくれず・・・
おむつ替えの合間や、寝る前などの合間合間にちょっとづつマッサージしている感じですが、少しでも良くなるためにマッサージの時間を増やして、頑張らないと。

 

私の場合

初診で出されたステロイドを1週間しっかりと塗っていました。
ただし、娘と接する日中は手や指にステロイドを塗ることに抵抗があって、手は夜の1回だけしか塗っていませんでした。

 

初診~2回目までの状態の変化は、こんな感じ。

 
  1. 顔~首→改善したが、部分的に痒みが残っているところがあり。
  2. そけい部→改善し、痒みも出てない!
  3. お腹→湿疹が消えた!
  4. 手・指→まだ痒みあり。ステロイドは夜しか塗れてない。
  5. 姿勢など(肩こり・猫背・巻き肩)→まだまだだけど、意識している。

 

 

初診のときに痒みがあった部分は、
処方されたステロイドをしっかり塗ることで、痒みが無くなった。
そして、教わった運動療法をして、なるべく姿勢には気を付けて生活していたので、
お腹の湿疹は引き、痒みが無くなった。

お腹については、山本先生がブログでも書いている「おなかの谷折り線」があり、
腹筋が弱い証拠ってことでした。
呼吸法を繰り返したり、運動療法をやって、
お腹の湿疹は実は2日くらいしかステロイドを塗っただけですっかりと引いた。

 

 

前回は、夫と私の2人で娘を連れて受診したので、
私が診察中には、夫に娘を見ててもらうことができたのですが、
今回は娘と2人きり。

動き回る娘を抑えながらの受診。
なので初診のように、全身薄着になってチェックしてもらうことはできず。


しっかりとプロの目でチェックしてもらいたかったので、それだけが残念ポイントでした。。。

 

さて、先生に診察してもらった結果、

① 顔~首
→薬のランクが下がる。
ステロイドからプロトピック小児用に変更)
②そけい部
→診てもらうことができなかったけど、改善していると伝えたところ、
 引き続き、前重心に注意して。
③お腹
→まだ腹筋が弱い!もう少し!
④手・指
→赤ちゃんが舐めてしまうかもと心配なら、保湿だけでもしっかりとするように。
 ヒルドイドでも舐めてしまうのが心配なら、食用油でもよいので保湿をしっかりとするといい。
⑤姿勢など
おでこの上部分が赤みが出やすい=首の後ろが潰れている。
 アゴが前に出て首の後ろを潰してしまうので、意識して治す。

 

顔~首は薬のランクが下がったのが嬉しい!
他の部位でも、ガサガサしていた部分がカサカサとなったので、
使用する薬も1ランク下げられることに。

アンテベート、使わなくていいんだー!

もし、またカサカサ部分が、ガサガサになってしまったら、強いランクの薬に逆戻りだけど、
強い薬を使わないでいいってことは、悪化させないってこと!」

それを忘れちゃいけない。

 

運動療法ステロイドの併用で症状が改善してきてるのを忘れずに。

なので運動療法をしっかり行いつつ、薬のランクが強いものに戻ることがないようにすることが次回までの目標。

 

次回は2週間後

今回は、私に新しい薬として「プロトピック小児用」が処方されたので、
最低でも2週間あけてから次回の診察を受けてほしいとのこと。

私の目標は、2週間後にさらに良くなって いること!
なので引き続き運動療法を継続して改善させていきます!

そして娘も、今よりも湿疹が引いてキレイな肌に戻ること!
教わったマッサージと運動を、もっとやっていかないと。

  

アトピー発症機序理論の山本先生の診察へ行ってきました。

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こんにちは、くるみです。
2019年3月末、東京都目黒区にある「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」を受診してきました。

 

どうして山本先生の診療を受けようと思ったの?その経緯は、こちら↓

今回が初めての受診。

そして完治への記録のため、なるべくタイムリーに詳しく書いていこうと思います。

 

私が住んでいる東京都内からは電車を乗り継いで1時間~1時間半ほどかかるので、娘も一緒に診てもらいたく、診察は2人分予約を取りました。

 

【補足】

山本先生の診察を受けるなら、最短距離で良くなるようにできる限りのことはしたいと思っていたので、診察の後に、運動療法のプログラムも受けたいと申し込みをしました。

 

実は、今年の夏頃に東海地方への引越しを予定しています。

なので、それまでに完治に近い状態にしたいんです。
県外に引っ越してしまったら、受診しに来ることは難しくなるからね・・・

運動療法については、私のブログでは説明できないので内容を割愛します。

 

 

受付にて

 

受付した後、「診察までに目を通してください」と、数枚のプリントを渡されました。

そこには、「受診する皆さんへ」という案内文書や、山本先生が書かれているブログの紹介、日経トレンディでの連載についても載っていました。

↓頂いたプリントの一部

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保険診療内での診察となるため、時間が限られてきてしまいます。なので事前に、こういったご案内文書を渡してもらえることで、基本方針や最低限の知識を持ってから診察してもらえるので、患者側としても理解が早いです。

もらったプリントに目を通し、診察方針やステロイドの塗り方・塗り分け方についても、診察前に理解しておきました。

診察へ

わたしの場合

上半身は薄着になって、全身の皮膚の状態を実際に触ってチェックされます。どういうところに湿疹が出ているのか、立ってみて、立ち姿勢も合わせてチェック。

こういう風に、全身を診てもらうなんて初めての経験。

私の場合は、

  • 鎖骨がむくんでいる
  • 身体が前に重心がかかっている→そけい部にアトピーでやすい
  • アゴが前に出て、首の位置がおかしい→首から顔にかけてアトピーが悪化しやすい
  • 肩こり、肩が固く張っている
  • 立ち方がおかしい
  • 足指の筋力がない、偏平足
  • 猫背と巻き肩→両肩が前に出てしまっている
  • 腹筋が弱い→お腹に湿疹が出る
  • 身体の外側に重心がかかっている→おしり・太ももの外側が張りやすい

 

全身状態をチェックしただけで、これだけの姿勢の悪さが判明。

ボロボロじゃん・・・・

足の指については、筋力がなさすぎて「まるで鶏ガラのよう」と言われました(笑)

いや、ほんとにそう言われると鶏ガラみたいに見えてくるww

 

これらは運動療法と日々の生活で姿勢を注意し意識しながら治していくべきところ。

そして全身の状態を元に、部位別にステロイドが処方されました。

  • 顔のひどいところ:ロコイド
  • 顔のカサカサ部分:ロコイド+ワセリン
  • 身体のひどいところ:アンテベート
  • 身体のカサカサ部分:リドメックス+ヒルドイドソフト
  • 目の周り:サンテゾーン軟膏

 

ステロイドの塗り方・塗り分け方については、受付で渡されたプリントに詳細が書いているので、それを参考に塗っていきます。

またステロイドのランクについても、そのプリントに詳細が書かれていました。

 

私の場合は、顔~首の症状が自分の中ではひどいと思っていたけど、山本先生の見立てではロコイドで十分とのこと。

 

先生の見解としては「そんなにひどくない」ってことで、なんだか少しホッとしました。

先生はもっとひどい状態の患者さんも見てきているからね・・・・

 

皮膚科でステロイドを処方された経験はたくさんあるけど、塗り方や塗り分け方まで教わったことは今まで一度もなかった。

でも、これって絶対に必要なプロセスだと思う。

だって実際に塗るとき、どのくらいの量を塗ったらいいのか?って迷うから。

もらったプリントをしっかり読み込んで、塗り方・塗り分け方をしっかりマスターします!

 

 

生後8か月の娘の場合

赤ちゃんも同じく全身の状態をチェックすることから始まります。

娘は、背中とお腹、足(ひざの裏)やそけい部に軽い湿疹があり、

先生曰く、湿疹自体はひどくないと。

ですが全身を診てもらった結果、足のうっ血・腕のねじれがありました・・・・

足のうっ血は、前から「足が冷えてるのかな?」「血色が悪いな」とは思っていたんですが、先生がマッサージ?ストレッチ?のような運動で、娘の足を動かすと、みるみるうちに足のうっ血が取れて、健康的な肌色に!

そして、娘の足が、温かくなって、ぽかぽかした足に戻った!

この動きだけで足のうっ血が解消して血流が良くなるのに、驚きました。

また、腕のねじれは、抱っこの仕方に原因ありとのことで、赤ちゃんの体に負担をかけない抱っこの仕方・座らせ方も教えてもらいました。

これからは抱っこの仕方を気を付けなければ。

 

診察を受けての感想

山本先生は、ずばっとはっきりと物事を仰ってくれる先生でした。

また、小児皮膚科も標ぼうしている医院なので、先生は子供や赤ちゃんの扱いに慣れてるように思えました。

 

私が妊娠中、妊娠性痒疹で近くの皮膚科でステロイドが処方されたことがあります。実はそのステロイドがまだ手元に残っていたので、痒みが強いときにはそれを塗っていたんです。

今使っているステロイドを伝えるために、私のおくすり手帳を渡したところ、

「え、これ(妊娠中に処方されたステロイド)を顔に塗るように言われたの?
この強さのステロイド、顔に塗るものじゃないよ」

 

え・・・・まじか…。

きちんと診察を受けて出してもらったステロイドなのに、(本来は顔には塗るべきではない)強いランクのステロイドを顔に塗るようにと処方されていた・・・・

信じられないよね、ショック・・・

 

改めて、ステロイドを使うには、信頼できる医師のもとで使うべきだと思ったね。

 

赤ちゃんの湿疹については、山本先生のブログで書かれているけど、ねじれやうっ血が原因で湿疹が出ていて、目の前で足のうっ血が取れてぽかぽかと温かい足に戻ったときには

「お~、すごい!」と思った。

 

娘については、親である私がしっかりときちんとした動きをさせて、湿疹を治していかないと。
抱っこの仕方で腕がねじれてしまうほど、赤ちゃんの体は親からの影響を受けちゃうんだから。

 

次回の受診は1週間後

次回の診察は1週間後を目安に来てください、とのこと。

それまでに私はステロイドのランクを下げられるように、今日指摘された部分をしっかりと意識して生活していこう。

そして娘については、しっかりとストレッチしてあげよう。

 

引っ越しまでの限りある時間、どこまで良くなれるか。

一生懸命、頑張ってみたいと思います。

 

 

アトピー標準治療へ戻ろうと決意したキッカケ

 

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こんにちは、くるみです。
アトピーを完治させるため、2019年3月末から、東京都目黒区にある、「山本ファミリア皮膚科駒沢公園という皮膚科に通い始めました。

なぜ今、ステロイドを使った治療(いわゆる標準治療)を受けようと決意したのか、今日はそのキッカケを書いてみたいと思います。

キッカケは、皮膚科医に言われた何気ない一言

 

娘に小児湿疹が出たことで、皮膚科へ定期的な通院が始まったのが2018年12月頃。

 

 

www.life-is-beautiful.so-la.work

 


 

最初にかかった皮膚科の先生、娘の診察を終えて出ていこうとする私に向かって、こう言ったんです。

お母さん、アトピーでしょ?娘さんと一緒に診察を受けたらどう?

 

その時の私は、顔~首にアトピー症状が強く出ていて、とても痒く、さらに体調も悪かった時でした。自分でも「悪化してるな」って感じていました。

 

育児経験のある人なら分かると思うけど、育児中って自分の体調は二の次。まずは子供のことが最優先

 

私も自分の肌の状態が良くないことはもちろん理解していて、なんとかしたいと思っていたけど、まずは娘のことが最優先だった。

 

私はというと、アトピー症状が出るたびに、漢方薬を飲んで改善させてきた。知り合いから勧められて、森の診療所という自然派の治療をしている医院に長いこと通っていた。まぁ、改善っていっても痒みや傷などの症状が治り、肌の状態が落ち着いた状態に戻ったということなんだけど。

 

そして、娘の湿疹がぶり返すためにセカンドオピニオンで別の皮膚科に行った時にも、こう言われた。

娘さんより、お母さんの方がひどいぞ。

 

これで2回目。

皮膚科の医者2人に、私の顔だけ見て「アトピーがひどい」と言われた。

自分でも「痒いし、症状が出ていることは自分でも分かってるんだって!」という怒りにも似た、なんだか悲しい気持ちになった。

 

この2回の何気ない発言をうけて、

「ぱっと見ただけでアトピーと分かるような肌をしてるのか・・・。私もちゃんと治療しなきゃ・・・」と、落胆したような感覚になったのを覚えています。

 

今までに受けてきた治療

頻繁ではないけど、定期的に通院している医院は、どちらかというと自然派だと思う。

そこは、内科・アレルギー科を標ぼうしていて、私は漢方を中心にアトピーを治療してきた。

 

私が妊娠してからは薬が飲めないこともあり、さらに通院に時間がかかることもあり、ここ2~3年は年に1~2回しか受診してないけど、実は私がそこに通い始めてから、もうすぐ10年は経つのかもしれない。

 

しかも、その医院は自由診療。つまり保険が効かないので窓口での支払いが10割。毎回診察を受けるたびに、2万円くらいの金額が一気に飛んでいく。

 

処方された漢方や薬を飲んで改善するものの、症状が繰り返して出てしまい、まだ完治には至っていない。

「もうこれ以上アトピー治療に高額なお金をかけたくない」

という気持ちは常に持っていたけど、他に信頼できる病院がなく、ずっとここに通っていた。

 

アトピーに振り回されて疲弊する

 

「もういい加減、アトピーと永遠におさらばしたい。」

 

娘を産んでから、時間的にも精神的にも余裕がなく、自分の時間なんてほどんどない。それに加えて、睡眠時間もなかなか確保できない育児の日々が続いている。

 

アトピーが自分の生活の邪魔でしかない。

 

アトピーは痒いし、診察で処方された漢方を飲んで治せばしばらくは症状が安定する。でもこれは完治ではなく、また体調を崩すと痒みが出てくる。それに、わざわざ遠方の医院まで通うことは、今は娘が小さいので物理的に難しい。

 

こんな状況に、もう自分自身が疲れた。

アトピーに振り回されることに、精神的にも肉体的にもかなり疲れた。

 

特に育児を始めてから、アトピーが悪化したり改善したりで一喜一憂するのが嫌になり、アトピーに振り回される人生に半端なく嫌気がさしてきていた。

 

ステロイドを塗ってみたら・・・

2018年12月頃、しばらく使っていなかったステロイド外用剤を引っ張り出してきて、痒い時に塗ってみた。

 

ステロイドを塗ると痒みは引く。

それで少しだけでもストレスが軽減されて、精神的に余裕が生まれる。

そして首が回る。自由に動くし、体がラク

 

アトピー歴が長いと、ネットでいろんな情報を得たり、食事療法をしたこともありステロイド=悪みたいな固定観念が残っていたんだけど(自然派の人たちは口をそろえて、そういうから、思い込みに近い部分もあったのかもしれない。)

 

久しぶりにステロイドを使ってみたら、痒みが減ることで実際に気持ちに余裕ができて、身体もラクになった。

 

なによりもアトピーそのものがストレスなので、ステロイドを使うことで痒みがラクになれるなら、標準治療(ステロイドを使う治療)に戻ってみようかな・・・と考え始めた。

 

アトピー歴が長いと、皮膚科は何度も行ったことがあるし、良い皮膚科に巡り会おうと探したこともあるけど、昔からなかなか良い皮膚科医に当たったことがない。

 

妊娠中、いわゆる妊娠性痒疹というもので、アトピーが一時ひどくなってしまい、近所の皮膚科を受診した。

 

そのときも5分程度の診察で、部位別にステロイド外用薬を処方されただけ。ステロイドの使い方の指導や、次の受診の目安など、そういった話は一切なし。

なので皮膚科にいい思い出がないからこそ、「どうせいい皮膚科はないのかもしれない」と思っていたし、選ぶのが難しかった。

 

アトピー発症機序理論」を提唱する山本先生との出会い

そんなある日、書類の整理をしていた時に、ふと目に入ったパワーポイントの資料に書かれていた、

 

皮膚科医・山本綾子先生による「アトピー発症機序理論」と「運動療法ワークショップ」

 

たしか2014年頃、東京での運動療法ワークショップに参加した。あの頃はアトピーが悪化しすぎて廃人だったし、鬱になっていた頃。

 

アトピーを治したいという思いだけはあって、必死の思いで東京まで高速バスでやってきて、ワークショップに参加したんだった・・・

 

パワーポイントの資料を読み返していて、以前は山本先生のブログを読んでいたことを思い出し、早速アクセスしてみる。

 

山本綾子が行っている治療って、どんなものなの?」ということについて、少し具体的に書いてみようと思います。 私の治療のスタンスは、 「ステロイドのみの治療(いわゆる標準治療) と脱ステ治療の"中間的立場"で、 ステロイドのみの治療と脱ステ治療の"架け橋"となる」というものです。   「薬に使われる」のではなく、 「自分が主体となって、薬を利用しながらも、本質的に治す。」   こんな理想的な治療を叶えてくれるのが、「アトピー発症機序理論」に基づいた、 完全ステロイドのみの治療でもない、 脱ステでもない、新しい治療スタイルなのです。   ご興味のある方は、続きを下記の公式サイトのページでご紹介していますので、どうぞご覧ください。⇒ 山本綾子流『アトピーの新しい治療スタイル』でエキスパートを目指せ!   ※引用元:皮膚科医 山本綾子のアトピー撲滅プロジェクト ブログ

 

ブログにアクセスして、過去の記事を読み漁った。

思い起こせば、運動療法ワークショップに参加したときもそうだっだ。

自分自身の力で、湿疹を抑えることができればアトピーと完全におさらばできると思って、参加したんだった。その当時は、まだ少し鬱っぽかったことや他の要因もあり、自分一人じゃ継続できず。

山本先生の診察も受けたいなと思っていたけど、当時は行動に移せず。

 

「山本先生なら、ステロイドの使い方も指導してくれるし、運動療法も併用することで、湿疹が根本から湧いてこない身体作りができるに違いない。自分自身の力で湿疹を抑えることができるようになりたい。もうこれ以上、そして二度とアトピーで苦しみたくない」

 

そんな思いから、山本綾子先生の診察を受けて、先生の元でアトピーを完治させようとあらためて決心。

 

そして、山本先生がご自身の医院を開院していたと知り、山本ファミリア皮膚科へ予約の電話をしました。

 

納得できたから、ステロイドを使う治療を決意。

山本先生のブログには、アトピーを治すために必要な情報がたくさん書かれています。

メンタルの話だったり、筋肉の話だったり。

過去の記事を読んで、ステロイドを使って治療することに納得ができたし、治療ポリシーに納得できたからこそ、通ってみよう!と決意できました。

「薬に使われる」のではなく、 「自分が主体となって、薬を利用しながらも、本質的に治す。」 ※引用元:皮膚科医 山本綾子のアトピー撲滅プロジェクト ブログ

 

ステロイドを使って治療するには、信頼できる医者のもとが絶対にいい。

 

今回また山本先生と出会えたのは必然だと思っているので、山本先生の治療方針で必ずアトピーを治します。

 

ぶり返す小児湿疹・・・セカンドオピニオン を求めて別の皮膚科 へ【記録②】

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こんにちは、くるみです。


さて、娘が生後4ヶ月すぎに、背中にできた湿疹。小児科で診てもらっても治りが悪かったので、ついに皮膚科に通い始めたまでの話が前回。

 

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通院するたびに、モヤモヤした気持ちに。

最初に通った皮膚科の先生、初診の時は親身に対応してくれて、日常生活でのアドバイスもあり、良さそうな印象を持ちましたが・・・

2回目からは、こちらの質問に対して、はっきりとした答えがもらえないことが多く、

診察でも当初の親身さもなくなり・・・・通院するたびに、なんかモヤモヤした後味が残る。

 

例えば、

ステロイドの塗り薬は、ずっと使っていいんでしょうか?湿疹が引いたタイミングで塗るのを止めたんですけど、繰り返すんですよね・・・

赤ちゃんは肌が弱いから、湿疹を繰り返す。顔以外ならステロイドは塗っていい。湿疹が出たら塗る、をしていけば、どんどん強い肌になって、塗り薬もいらなくなるよ。

 

保湿クリームがなくなったので処方してもらいに行ったときには、

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"]首のここをひっかいたようで、赤くなってきて・・・ [/chat]

[chat face="woman2" name="皮膚科の先生" align="left" border="gray" bg="none" style=""]ああ、これね。赤ちゃんは痒くてひっかくわけじゃないのよ。顔以外ならステロイドは塗っていいから、ここも渡したクリーム塗ればいいのよ[/chat]

患者さんが多くて、毎日が忙しいのはこちらも理解してます。

でも質問に対しての答えが「このクリームを塗ればいい」ばかりだったし、塗っても改善されないから受診しに来てるのにって思って、納得がいかなかったんですよね。

それに、いつまで(どういう状態になるまで)ステロイドを塗りづつけるのか?、一切伝えてもらえず、それもモヤモヤした気持ちになった原因でした。

 

離乳食で湿疹が悪化?

先日、生後7か月に入ったので、離乳食で小麦を試しました。夕方にお風呂に入るときに服を脱がせてみたら、背中の湿疹がひどくなってたんです。

 

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"]まさか小麦アレルギー?それとも単に湿疹が悪化したの?でも毎日処方されたステロイド塗ってるのに・・・[/chat]

 

いきなりの悪化に、心配が尽きず、まずは市の保健センターに「食物アレルギーはどういうものなのか?」を聞いてみました。

その時に「小児科を受診したらいいのか?皮膚だから皮膚科でしょうか?」と質問したところ、「かかりつけで診てもらっている皮膚科があるなら、アレルギーの出る前の状態を知っているのでそちらがいいと思います」とのことで、いつもの皮膚科へ。

 

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"]離乳食でそうめんを食べさせたら、湿疹が悪化しているようなんです。これって小麦アレルギーでしょうか?[/chat]

[chat face="woman2" name="皮膚科の先生" align="left" border="gray" bg="none" style=""]あら、ひどくなってるわね。うーん、アレルギー・・・そうかもね?

一旦、小麦はストップして、湿疹が良くなったら再開したら。こないだ処方したステロイド入りのクリームでいいのよ、あれ塗ってね。[/chat]

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"]小麦アレルギーってこういう感じなんでしょうか?[/chat]

[chat face="woman2" name="皮膚科の先生" align="left" border="gray" bg="none" style=""]まぁそうね、出てる湿疹がさらにひどくなる場合もあるわね。

6か月すぎてるから、抗アレルギー剤の内服薬も処方できるけど、どうする?[/chat]

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"](え、小麦アレルギーかどうかもまだ判明してないのに、抗アレルギー薬を飲ませるの?)

いえ、とりあえず塗り薬を塗って様子をみます[/chat]

 

結局この症状が小麦アレルギーなのかどうか、診察だけでは分からなかった。

とりあえず離乳食では小麦を中止して、湿疹が治ったらまた再開しようと、その後も塗り薬を塗ってましたが、

2週間たっても、完全に治らない。

なんで???

 

セカンドオピニオンを求めて、別の皮膚科へ。

処方されたステロイド入りのクリームを塗っても、湿疹が若干良くなったり悪くなったりを繰り返して、完全に治らない。

2週間も塗り薬で様子みていたけど、また同じ先生に診てもらったら、今度は抗アレルギーの内服薬が出されるんじゃないかと。

2回目の診察の後から感じていたモヤモヤした感じとか、「なんとなくしっくりこない」という感じの違和感。

 

こんな気持ちがある以上、同じ皮膚科には行かない方がいいのでは?

 

と思って、セカンドオピニオンで別の皮膚科で診てもらうことにしました。

 

家からは徒歩20分くらいの距離にある、別の皮膚科へ。

事前にホームページをチェックし、「日常生活のスキンケアなどで改善できる部分は改善し、投薬は最低限にしています」という治療ポリシーのところ。

ホームページも見ていて、なんて表現したらいいのか・・・不思議な奇特な感じw

だって本来載っているはずの、診療時間とか定休日とかが探しても記載されていないw

でもなんか気になる。

ネット予約ができたので、予約して受診してみました。

いざ、受診。

待合室に一人待っていて、診察室にも一人患者さんがいるだけで、混み合ってない雰囲気。

皮膚科って、いつも混んでるイメージなので、珍しいなと。

診察室に入るなり、本来イメージする診察室とは大きく違って、左右にずらっと資料やら薬やら並んでいる。お世辞にも、整頓された部屋とは言えない診察室にまず驚く。

先生もかなり独特。

 

最初にかかった皮膚科で処方された薬を塗っていても治らないことを伝え、お薬手帳を渡した。

[chat face="man1" name="先生" align="left" border="gray" bg="none" style=""]アロミドン?なんだ、それは。

聞いたことないぞ?調べてみよう・・・エクラーなのか。

お母さんもステロイド使ったことあるなら分かるよね?かなり強い部類の薬だよ。子供に使うような強さじゃない。[/chat]

 

これを聞いて驚いたし、ショックだった。ヒルドイドソフトと混合されてるけど、エクラーという強いステロイドを使っていたとは・・・。なにせ最初の皮膚科でステロイドのランクについては一切の説明をされてなかったなと、この時に思い出した。

 

娘は、首と背中・お腹の湿疹を診てもらいたかったんだけど、「このままで見える部分(首だけ)でいい」と。

[chat face="face_03.png" name="わたし" align="left" border="yellow" bg="none"](背中が特にひどいから、ちゃんと全身の状態をみてほしいんだけどなぁ)[/chat]

話の途中に私が質問しようものなら、「待って!」と強く制止されてしまい、質問が思い浮かんだタイミングで聞くことができず・・・(かなりアクの強い先生のため扱いが難しく、これ以上言い出せなかった。)

 

[chat face="man1" name="先生" align="left" border="gray" bg="none" style=""]赤ちゃんなら、この強さのステロイドで十分だから、うちはこれ(アルメタ軟膏)を処方する。ステロイドの強さはこのランクね。前に出されたエクラーよりも弱いランクだよ。ランクが弱くなる分、一時的に今まで抑えていた炎症が悪化するかもしれないけど、アルメタで十分な効果が出るはずだから。

2週間を目途に、まずはしっかり塗って。2週間たったらスパッと塗るのを止める。それでも治らないようなら、再度受診して。

あと保湿はしっかりとして。肌は常に濡れてる状態が基本だから、一日に何度でも保湿剤は塗って。うちは保湿剤はこだわっててね・・・・うんぬんかんぬん[/chat]

 

先生独自の保湿剤として、オリブ油とヒルドイドを混ぜて塗ってと指導されました。

オリブ油って、これ。実は保湿として使うのは初めて。

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受診の結果、(湿疹の原因自体は分からなかったけど)分かったことは

  1. 最初に通った皮膚科では、強いランクのステロイドが処方されていたこと
  2. 保湿をしっかりとすること

 

使うように言われた保湿剤(オリブ油とヒルドイド)は、かなりしっとりしていて、驚くくらいすーっとなじむ。今までの保湿よりもしっとり感が持続していたので、しばらく、この先生を信じて治療することに。

 

2つの皮膚科を受診して、感じたこと

最初に通ったA皮膚科と、セカンドオピニオンのために受診したB皮膚科。

比較してみて、自分なりに思ったことがいくつかあります。

 

ステロイドのランクについての説明

最初に通ったA皮膚科では、ステロイドが入ったクリームを処方された時に、処方するステロイドはどのくらいの強さ(ランク)のものなのかという説明は一切ありませんでした。

また、その薬をどのくらいの期間、塗っていいのか?ということも説明されなかった。

だから「この薬をいつまでも塗ってていいの?」と不安になった。

 

その一方で、セカンドオピニオンのB皮膚科では、きちんと処方するステロイドのランクを説明があり、ステロイドのランク表(実際は、表というか、ステロイドが並んだ標本のようなもの)を見せてくれた上でランクを説明。

画像はきちんと知ろう、薬のことより引用。

 

いつまで塗るのか

最初に通ったA皮膚科では、「いつまで塗っていいんでしょうか?」と質問したら、

「ひどくなったら毎回これを塗ればいい」というだけで、明確な基準(期間や状態など)を示してもらえなかった。

一方で、セカンドオピニオンのB皮膚科では、2週間を一つの区切りとして塗るように言われた。まずはしっかりと薬を塗って炎症を治すこと、それでも改善されない場合は再度受診するようにと話があった。

ネットで調べると「子供にステロイドを使うのは良くない」っていうような情報が出てくるから、娘にステロイドを使うことに恐怖があった。

でも、セカンドオピニオンをもらった皮膚科では、「期間を決めて、しっかり塗って、しっかり治す」と説明してもらえたので、まずは信じてやってみようと思えた。

それにこのB皮膚科で教えてもらった独自の保湿が、すごくしっとりして良さそうな予感がしてて。

今までの保湿剤(ヒルドイドソフト軟膏)よりもすーっと肌になじんでいて、(先生からも、お母さんもアトピーなら塗ってみてと言われたので)試しに私も使ってみたら、しっとりすべすべになりましたw

 

子供のことだからこそ、きちんと説明がほしい。

この一言に尽きる気がします。

言葉で意思疎通ができない乳幼児のことだからこそ、保護者である親がきちんと納得できる説明をしてほしかったなと思います。

今さらながら振り返って思うのは、最初にかかったA皮膚科では薬についてや塗り方、使い方の指導が一切ないって時点で、ここに通うのをやめればよかったんじゃないかって思っている部分もあります。

こちらが質問しても答えてくれないし(答えられない?)、私が納得できるような答えをもらったことがなかった。

なんとなく違和感を感じていた時点で、ここに通うのを辞めれば良かった。

 

でも当初は「とにかく湿疹を治してあげたい」って思いが強く、「これを塗れば良くなっていくよ」って言葉だけを受け入れて、せっせと通院していたんですよね。

だんだん不親切になる診察でも、一応服を脱がせて背中やおなかの状態は見てくれていたからね。

 

処方する時に、きちんと説明する医者が一般的??

アトピーで昔から皮膚科に通った経験がある私としては、説明もなくステロイドを処方するだけって、普通にまかり通っているというか・・・

残念ながら、大多数の皮膚科がそうなんですよね。

患部を診て、「はい、これ処方するから塗ってね。」で、診察終了。

 

私自身がアトピーだったから、「ステロイドについての使用法などを説明なく処方することが一般的」と思ってしまったのも、親としての私の落ち度です。

セカンドオピニオンでかかったB皮膚科の先生と比較して、A皮膚科では説明されたことなかったと気づいたくらいですから。

皮膚科選びって本当に難しい。

2つの皮膚科に受診して比較した結果、私はきちんと薬の説明をしてくれる皮膚科の方が安心だと思ったので、そちらに通うことにしようと思っています。

乳児湿疹は小児科?皮膚科?どちらを受診すべきか【記録①】

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こんにちは、くるみです。
今日は子供の湿疹・肌トラブルのお話です。

今までかなり心配して悩んで・・・と、試行錯誤しながらやってきたので、忘備録の意味も込めて記録のためにブログに残すことにしました。

 

最初に小児科を受診

9月末頃、生後2ヶ月頃にほっぺが赤くカサカサに。

皮膚科に行くべきなのか?小児科なのか?と悩み、「子供の症状については小児科が専門なのかも?」と思って、まずは小児科を受診しました。

診てもらったら結果、小児科では何が原因という話もなく、ステロイド入りのクリームが処方されました。

私自身、小さい頃にアトピーを発症、20歳になるまではアトピーとほとんど分からないくらいでした(詳しくは後ほど別の記事にて書きます)

なので今までにステロイドを使ってきたことはありますが、なんとなく子供には使いたくはないな・・・という印象を持っていたんですよね。

小児科の先生の指示は、

最初の1週間は、朝晩2回 →次の1週間は、朝1回のみ →次は隔日と間隔をあけて、徐々に塗り薬を止めていく

というものでした。

 

治った後は、徐々に使う頻度を下げていけばステロイドも安心ということで、その通りに使っていました。

最初の3~4日くらいで、ほっぺの赤みとカサカサも引いて落ち着きました。

良かった!!と一安心。

 

その後の湿疹@小児科での診察

ほっぺは完全に治ったものの、今度は3~4ヶ月頃に胸に湿疹が!*1

偶然にも、湿疹を発見した日は予防接種で小児科を受診する日だったので、その時に相談したら、また前回と同じ薬を処方されました。

この時は運悪く代診の先生で、「乳児湿疹なのでこれを塗ればよくなりますよ」って前回と同じ塗り薬が処方されました。特に塗り方や使い方の指導は一切なし。

前回も出された塗り薬だし、前回も良くなったし、と信頼して薬を使い始めたんですが・・・・なんだか治りが良くない。さらには背中にも湿疹が出始める。

なんで!?

ここで不信感というか「このままでいいんだろうか?」と不安になり、ネットで調べまくりました。でも医者でもない私が勝手に判断することはできないと思い、ついに皮膚科を受診することにしました。

ついに皮膚科へ。あせもと診断される

どこの皮膚科がいいのか、ネットで口コミを調べたのですが、車がない我が家。通院できる範囲は限られているので、徒歩で行ける女医の先生の皮膚科に受診することに。

受診したら、先生にまず一言目にこう言われました。

どうして小児科で肌を診てもらったの!(怒)
ステロイドは顔には塗っちゃダメなのよ。例えば、皮膚科で耳や鼻の症状を診てもらわないように、小児科では皮膚の薬をもらっちゃ絶対にダメ!!

小児科=子供の病気や症状を総合的に診てもらえるところだと思っていました・・・が、違うんですね。子供の病気は小児科だと思い込んでいましたが、これは大間違いでした。

そのせいで、顔には塗っちゃいけないステロイドを娘のほっぺに塗って治療してしまった。本当に申し訳ないことをした。。。泣きながら、大反省しました。

皮膚科の先生からは、

背中の症状は、あせも(汗疹)ですよ。最近の寒暖差の影響だと思いますが、厚着させてませんでしたか?

ちょうど12月下旬、寒いかもと思い厚着させすぎていたようで、それが原因だったよう。

 

じゃあ、ステロイドがミックスされたクリームと、保湿剤(ヒルドイドソフト軟膏)を出しておくから、とりあえず1週間は朝晩と使ってみて。また1週間後に様子を見せにきて

他にも、石鹸で洗っていいのか?とか柔軟剤は悪影響だから使わないでとか、女医で育児経験のある60代くらいの女性の先生ならではの、アドバイスをしてくれました。

トータルで10~15分くらいの診察だったかな。

私、今までアトピーで何軒も皮膚科にかかったことがあるけど、いつも大抵2~3分の診察だったんですよね。こんなに話を聞いてもらったり日常生活でのアドバイスを教えてくれたのは珍しいなと思った。

さらに、薬局の薬剤師さんがかなり親身に説明してくれて、ここでも印象がアップ。

それに「お母さん、そんなに心配することないよ」「うちの娘も赤ちゃんの頃は湿疹ができてね・・・・」って世間話をしてくれて。

その薬剤師さん、「私はお母さんの肌の方が心配よ。アトピーでしょ?赤ちゃんと一緒に来るんだし、一緒に診てもらったら?」と(余計な)心配までしてくれた。

 

初回の診察での親身な対応に、思わず

(皮膚科で、こんなに親身に対応してくれるなんて、きっといい先生なんだろうな。薬剤師さんも親切で、ここの皮膚科に来てみて良かったかも)

 

その日から少し薄着にして塗り薬を塗ったところ、4~5日で良くなる。でも部分的に湿疹のような出来物が残っているところがあり・・・

なんでだろう??これって、またあせも?薄着にさせてるのに?汗もかいてないはすなんだけどなぁ・・・

 

そんな腑に落ちない・不思議な気持ちを持ったまま、1週間後に2回目の受診に行きました。

 

2回目の診察で

約1週間後に、2回目の診察へ。

 

あら、良くなってるじゃない。まだ部分的に出ているところはこのまま同じ塗り薬を塗って大丈夫ですよ。

 

これって、あせもですか?薄着させたり、汗はかかないようにしてるんですけど

 

うーん、どうだろうね?
まぁ、赤ちゃんは肌が弱いから、湿疹が出たら塗り薬を塗って治してってやっていくうちに、だんだんと肌が強くなって、そのうち薬がいらなくなるよ。 顔以外ならステロイド塗っていいから、湿疹が出たら塗って

はい、終了。

この日の診察は5分未満。1回目の診察とは打って変わって、あっけなく、素っ気ない診察。前回の親切さもみじんも感じられなくて、心の中で「んんん???」と何かが引っ掛かった感じがしました。

 

(そっかぁ、塗り続けて問題ないのか・・・でもなぁ・・・ステロイドって常に使ってて問題ないのかなぁ・・・?そこらへんの説明もされてないしなぁ)

 

なんだか質問に対しての明確な答えがもらえず、モヤモヤと引っかかる感じが残る。

とりあえず、まだ1週間しか塗ってないし、このまま塗って様子を見て行こうと思っていました(次回へ続く)