MENU

名古屋市緑区の子育て支援拠点・葡萄(ぶどう)の木がかなり微妙だった

今年の7月、夫の仕事に伴い、東京都から名古屋市へ引っ越してきました。

名古屋市子育て支援拠点を初めて利用してみたので、使いやすさなどレビューしたいと思います。

行ってみたキッカケ

引っ越して各所で手続きをした際に、区役所でも保健センターでも、

「一番近くの支援拠点はぶどうの木だから、行ってみるといいよ」

と言われていたんです。

 

どこでもぶどうの木を勧められるもんだから、お勧めなんだと勘違いしていたくらい。

実際は距離的な理由で勧めていたんだろうけどね。

 

引越しが終わって1ヶ月たち、徐々に生活が落ち着いてきたのが8月。

子供も1歳になり、動きがどんどん活発になってきた頃。

 

真夏だけど、一日中ずっと家の中にこもりっきりというのも良くないな・・・と思い、「子育て支援センターに行こう」と思い立ちました。

 

ちなみに都内に住んでいた時は、一番近い支援センターまで 徒歩10分程度で行くことができたから、週2~3回は支援センターに連れて行って遊ばせにいってました。

 

「連れて行けば、子供ものびのびと遊べるだろうし、私も少し気分転換になるかも」という思いもあって、近いという理由から期待いっぱいでぶどうの木へ行ってみました。

実際に行ってみたら…微妙でした

さて、その子育て支援拠点「ぶどうの木」に到着。

ぶどうの木は、建物の2階にある子育て支援拠点です。

入口を通過し、「すみません~」と声をかけても中からは返事なし。

 

とりあえず、扉を開けて入っていくと、10~15畳くらいのフロアがあり、多くの子供が遊んでました。

 

誰がスタッフなのかもわからなくて(ここはスタッフも私服のようです)

「すみません、初めてなんですが」と声をかけた人は利用者さんだったようで、その人がスタッフさんを呼んでくれました。

 

始めに利用登録をし、利用の仕方の説明を受けます。

 

ここは、飲食も自由だそうで、フロアの端に食事用テーブルがありました。

おままごと・キッチン・絵本・音のなるおもちゃ(ピアノとか)・ボールプールがありました。

おもちゃ自体はたくさんあるんですが、置く場所がないようで、おもちゃの上におもちゃが載せられている。

その日は、初めて利用したこともあり、娘も人見知り+場所見知りのこともあって、1時間くらい遊ばせて帰宅しましたが・・・

私には気になるところがあって、ここを利用するのは微妙だなーと感じました。

 

気になるところ

  1. おもちゃが散乱していて、整理整頓がされてない
  2. スタッフが話に夢中で、子供と遊んだり声をかけたりがない
  3. 飲食スペースに常にテーブルがあり、子供がぶつかりそうで危険

 

良かったところ

  1. 利用者に飲み物を出してくれる

※あくまで私個人の感想です。

 

支援センターに求めること

そもそも支援センターに行く目的はなんでしょうか。

 

例えば、こんなことを求めている人が多いんじゃないかなと思います。

 

  • 子供をのびのびと遊ばせたい
  • 親も少しリフレッシュしたい(スタッフと話したり他のお母さん達と話すことで気分転換になる)
  • 子供のことで相談したい(しつけ・発達・成長についてなど)
  • 利用者同士でお話したい

私の場合は、支援センターに子供を連れていって、スタッフと育児について話したり、発達の相談をしたりしたいという思いがありました。

 

できれば、子供を遊ばせている間の、ほんの少しの時間でも(例えばトイレに行く間だけでも)子供をきちんと見ていてくれたり、親が少し目を離しても安心して子供を遊ばせられることを求めていました。

 

それにスタッフさんが子供に寄り添って遊んでくれたりとか。

 

というのも、三鷹市で使っていた支援センターがそういうところだったから、同じようなサポートを期待していたんですよね。

 

勝手な評価:期待はずれ

★☆☆☆☆星1つ

 

期待はずれと感じた理由は、私の求めるサポートを受けられないから。

単純に「私には合わない」と感じたからです。

 

気になる点にも書いたように、ここはスタッフが自分達のおしゃべりに夢中で、子供を見ている感じがない。

 

スタッフが子供に目を配らせている感じがないというのが正しいかな。

 

そもそも支援センターなんだし、親が自分の子供を見ておくのは当たり前という前提で語りますが、自分は子供はきちんと見ていても、他のお母さんが子供を見ていなくて、他の子がいたずらをする場面もあります。(私も何度かそういう場面に遭遇しています)

 

そのとき、注意したり、いたずらを阻止できるのは、そこにいる大人だけ。

 

スタッフさんが見ていて、その場に介入してくれれば、大きなトラブルにはつながらずに済むことが多いんです。

 

それに目を離していた親も気づきやすい。

 

親が自分の子供を見ておくのは当たり前という前提でも、実際はお母さんたちのリフレッシュ目的で来ている人もいるし、お母さん同士の会話に夢中で、子供を見ていない人も中にはいるんです。

 

そういう意味もあって、スタッフがきちんと子供に目を配らせててほしい。

 

親が四六時中、子供にべったりと張り付いて(他の子にも気を配りながら)遊ぶのを見てなきゃならないんじゃ、家で遊ばせてるのと変わらない。

むしろ、他の子供がいる分、家より大変になるよね。

 

また、スタッフから利用者に声をかけることは少なくて、利用者のお母さんたちとスタッフで会話の輪ができていたので、気軽に相談できる雰囲気ではなかったです。

 

私の場合、引っ越してきて名古屋市に土地勘がないこともあり、スタッフや利用者さんと話をして地域の事を知りたいという希望もありました。

でも、ここはすでにお母さん同士でのグループが出来てる感じで、なかなかその輪に入るのは難しかった。

 

誰にでもフレンドリー・オープンな雰囲気という感じではなくて、新参者には少し厳しいような気がして、私には合わないと感じました。

利用に向く人/向かない人

ぶどうの木を利用するのに向いている人は、

  • すでに子育ての経験があり、他者からのサポートを必要としていない人
    例:第2子以降のお母さん
  • あまり他人から干渉されたくない人

 

逆に向かない人は、

  • 専門スタッフからのサポートを必要としている人
    例:第1子のお母さんなど、初めてのことでサポートしてほしいと思っている人

 

私のように「育児相談をしたい」「サポートを受けたい」と思うお母さんの期待には沿えないところだと思います。

 

そういうサポートを希望しているなら、こっちの支援拠点がオススメ

 

lapin-barista.hatenablog.jp

 

 

場所・駐車場の有無

雰囲気の合う・合わないがあると思うので、一度足を運んで試してみたい方へ。

〒458-0015
愛知県名古屋市緑区篠の風1丁目403
日本空手道 東真会 緑本部2F

駐車場:近くに4~5台あり